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若手が“できる”ようになるために ── 大森鉄工所の月1勉強会の取り組み 2025.0.11

  • 執筆者の写真: 大森鉄工所
    大森鉄工所
  • 7月10日
  • 読了時間: 2分

■ はじめに


鉄骨製作の現場では、図面通りに加工するだけではなく、経験に裏打ちされた判断段取り力が求められます。


これまで当社では、ベテラン職人たちがその技術を支えてきましたが、次の世代にその力を繋ぐため、若手主体の勉強会を実施しています。


■ 若手だけが残って行う「月一勉強会」


毎月第一水曜日、業務終了後に若手社員だけが残って行う勉強会を実施しています。


これは通常の業務とは異なり、“残業扱い”として時間を確保し、技術を学ぶためだけに取り組む時間です。



■ ベテランの代わりに「自分たちで仕事をこなす」学び


この勉強会では、以下のようなテーマに取り組んでいます:

  • 加工図の読み取り

  • わからないことはすぐに聞く

  • 作業を始める前に工程全体を見えるように確認して、作業に取り組むことで全体の動きを理解するようにする

  • 「なぜベテランがこう指示するのか?」を自分たちで考える


普段はベテランがすべてやっている工程を、あえて若手が“自分たちでやってみる”時間として設けています。


■ 失敗も含めて“実践”が成長のカギ


図面は読めても、実際に組んでみるとズレが出ることがあります。


勉強会では、そうした“失敗”も大切な学びと捉え、失敗した原因を全員で考えるようにしています。


一人が学べば、全員が学べるように、疑問や気づきを共有するのが大森鉄工所のスタイルです。


■ 少しずつ“任せられる”存在へ


若手が考えて仕事をできる場面が増えてきています。

  • 図面を見れるようになる

  • どの仕事を優先すべきなのか見えてくる

  • できることが増えてくる


これらはすべて、小さな挑戦と積み重ねの成果です。


この流れを止めず、若手の自信と実力を高めていきたいと考えています。


■ 最後に


技術は一日にしてならず。


若手が“現場を支える人材”になるまで、時間はかかりますが、確実に成長しています。


これからも、大森鉄工所では「若手が学び、挑戦する場」をつくりながら、鉄骨製作の現場力を高めていきます。


■ お問い合わせ


ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


今後とも大森鉄工所をどうぞよろしくお願いいたします。


今日の社長家族の愛犬のバルくんです。


可愛い左足です。


 
 
 

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